世界一の探偵の小説「シャーロック・ホームズの冒険」を読んで見た感想
私は小説が好きだ。
もちろん、ビジネス書や漫画なども読む。
マンガメッチャ好きだし。小説よりも読みやすいし。
でも、一番好きなのは小説なのだ。
その中でも一番好きなのが「推理小説」。
小学生のころは図書室にある「怪人二十面相」シリーズを読みあさり、
学生になっても「東野圭吾」シリーズを読んだりしている。
だけど、読んだことが無かった有名な小説シリーズがあった。
それが、「シャーロック・ホームズ」シリーズである。
別に今まで避けてきたわけではなかった。
が、何故か見る機会が無かった。
あるよねー。そういう作品。
未だに「君の名は。」見られてないし。
それは、置いといて・・・。
アマゾン・プライムのKINDLEで小説を漁っていると、
「シャーロック・ホームズの冒険」が無料の対象になっていた。
これは、見るっきゃないでしょ!
今まで映画のシャーロック・ホームズしか知らなかったにわかだった。
だが、これからシャーロック・ホームズを読んで推理小説マニアへの一歩を進んで行こうと決意した。
実際に読んで見ると、思っていたのと全然違う!
まず、基本的に物語はホームズの相棒のワトソンが事件の記録をした内容がそのまま物語として反映されている。
なので、基本的に物語はワトソンの視点から進んで行く。
例えば、ホームズの事を「私の友人」と呼んだり、ホームズが推理しているときには寝たてたり、ただ待ってたりする。
しかもこのワトソン、意外と役に立っていない。
ついて行ったり、資料探したり、簡単な推理したり、護身用にリボルバーを用意したりと一応ついて行くが本当について行くだけ。
リボルバーも準備はしているが、ほとんど使わない。
てか、ホームズ弱くないってか強いから正直リボルバーいらないのでは?と思ってしまう。
そして、驚いたのは「シャーロック・ホームズの冒険」は短編集だったこと。
いくつもの事件をまとめて「シャーロック・ホームズの冒険」という一つの冒険になっている。
そして、一番の驚きは意外と事件解決しねえ。
法律が十分に整備されていない時代なので、犯罪を見つけても逃がして終わり、もしくは犯人が事故って死ぬ。
こんなのはまだまし。
貴族の男が結婚相手寝取られて終わったりしてしまう。
一番最悪だったのは依頼人が犯人に殺されてしまって、敵討ちをしようと思ったら犯人が逃走用に使った船が沈没して終わってしまう終わり。
基本的に推理小説は謎が解けてすっきりした終わりだから面白いのに、謎のまま終わってしまうのってどうなのコレ?
散々思っていたのと違うと言って来たが、内容はすんげえ面白かった。
ホームズの観察眼は全て理に適っていた。
だけど、常人には到底まねできるモノではない。
そこで、ホームズの天才の片鱗があらわれる。
わずかな情報と少しばかりの現地調査で誰も予想しない結論へと導かれる様はもはや美しい!
相棒のワトソンも一人ではどこか不安定なホームズを献身的に支えるが、ホームズの邪魔は決してしない、良き女房役になっている。
古典的な作品の一つと思って、見ていない人は是非見て欲しい!
どうやって見るか?
以下のサイトではなんと日本語訳されたシャーロック・ホームズシリーズを見ることが出来るのでマジでオススメ。
「コンプリート・シャーロック・ホームズ」
オススメは「赤毛組合」。
「シャーロック・ホームズの冒険」の中で一番面白かった!
是非読んで見て欲しい。
では、ミナサマの日常の謎が解けることを祈って。